宇宙通販のやり方?その全貌を幅広く調査!

近年、宇宙はもはや遠い憧れの対象であるだけでなく、ビジネスや個人の興味関心を満たす身近なフィールドへと変貌を遂げつつあります。かつては国家プロジェクトの象徴であった宇宙食がオンラインで購入でき、民間の企業が宇宙旅行の予約を受け付ける時代になりました。しかし、「宇宙通販」と一口に言っても、その範囲は非常に広く、手軽な記念グッズの購入から、専門的な衛星データの利用、さらには数千万円規模の宇宙体験の申し込みまで、多岐にわたります。

これら多種多様な「宇宙通販」は、それぞれ異なる「やり方」を必要とします。どのウェブサイトで探すべきなのか、どのような手続きが必要で、どれくらいの費用がかかるのか。その全体像は掴みにくいかもしれません。

この記事では、「宇宙通販のやり方」をテーマに、私たちがアクセス可能になった宇宙関連の商品やサービスを幅広く調査し、その具体的な購入方法、利用手順、そして注意点について、可能な限り網羅的に解説していきます。身近なアイテムから壮大な体験まで、宇宙とつながるための具体的なステップを明らかにします。

宇宙通販のやり方:定番アイテムから専門機材まで

「宇宙通販」の最も一般的で手軽な入り口は、物品の購入です。宇宙飛行士が実際に食べた宇宙食のレプリカから、専門的な天体観測機材、さらには海外の宇宙機関の公式グッズまで、インターネットを通じて多種多様なアイテムが入手可能です。ここでは、定番のアイテムから専門機材に至るまで、その具体的な通販の「やり方」と選び方のポイントを詳細に解説します。

宇宙食・宇宙関連グッズの購入方法

宇宙への憧れを最も手軽に満たしてくれるのが、宇宙食や宇宙関連グッズの通販です。これらは専門のオンラインストアや、JAXA(宇宙航空研究開発機構)関連の施設、大手ECモールなどで広く取り扱われています。

まず、宇宙食についてです。宇宙食には、実際に宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)などで食するために開発されたものと、それらを模して一般向けに製造・販売されているものがあります。特にJAXAが認証した「宇宙日本食」は人気が高く、カレー、おにぎり、羊羹、サバの味噌煮など、日本の食卓でお馴染みのメニューが宇宙仕様になっています。これらの認証食品や、その技術を応用した市販品は、「宇宙の店」やJAXA宇宙センターのミュージアムショップ「UNiBO(ユニボ)」のオンラインストアなどで購入可能です。購入のやり方は、一般的なECサイトと変わりません。希望の商品をカートに入れ、配送先情報と決済情報(クレジットカード、銀行振込など)を入力して注文を確定します。

大手ECモール、例えばAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも「宇宙食」と検索すれば、フリーズドライのアイスクリームやたこ焼き、プリンといった、エンターテイメント性の高い商品が多数見つかります。これらはギフトやイベントの景品としても人気があります。

次に、宇宙関連グッズです。JAXAやNASA(アメリカ航空宇宙局)のロゴが入ったアパレル(Tシャツ、パーカー、キャップ)、ロケットや人工衛星の精密な模型、ミッションワッペン、文房具、キーホルダーなどが主な商品です。これらも前述の「宇宙の店」や「UNiBO」のオンラインストアが公式グッズを豊富に取り揃えています。特にJAXA関連のグッズは、ロケット打ち上げ成功記念のアイテムなど、限定品が登場することもあります。

購入のやり方における注意点として、特にアパレルや模型では、ライセンス許諾を得た「公式(オフィシャル)グッズ」であるかを確認することが挙げられます。公式品は品質やデザインの正確性が保証されている場合が多いです。また、送料にも注意が必要です。専門ストアでは、一定金額(例えば10,000円)以上の購入で送料無料となる場合があるため、複数の商品をまとめて購入するのも一つの方法です。

天体望遠鏡・観測機器の選び方と通販利用法

宇宙を「通販」するもう一つの形は、宇宙を自らの目で観測するための機材、すなわち天体望遠鏡を手に入れることです。天体望遠鏡の通販は、専門的な知識が必要となるため、購入の「やり方」にもコツが必要です。

まず、天体望遠鏡の種類を理解することが重要です。

  1. 屈折式望遠鏡: レンズで光を集めるタイプ。構造が単純でメンテナンスが容易なため、初心者向けとされます。コントラストが高く、月や惑星の観測に適しています。
  2. 反射式望遠鏡: 鏡(反射鏡)で光を集めるタイプ。大口径(光を集める能力)のものを比較的安価に製造できるため、星雲や星団といった暗い天体(ディープスカイ)の観測に向いています。ただし、光軸修正(コリメーション)という定期的なメンテナンスが必要です。
  3. カタディオプトリック式(反射屈折式): レンズと鏡を組み合わせたタイプ。高性能ですが、高価になる傾向があります。

初心者が通販で最初の1台を選ぶ場合、扱いやすい「屈折式」または「反射式」で、架台(望遠鏡を支える三脚部分)が「経緯台(けいいだい)」タイプのものが推奨されます。経緯台は、上下と左右に直感的に動かせるため、目的の天体を探しやすいのが特徴です。(もう一方の「赤道儀」は星の動きを追いやすいですが、設置に知識が必要です)。

通販サイトでスペック表を見る際の重要項目は以下の通りです。

  • 口径(有効径): 対物レンズや主鏡の直径。この数値が大きいほど多くの光を集められ、より暗い天体や詳細な姿を見ることができます。初心者は口径80mm~130mm程度が目安とされます。
  • 焦点距離: レンズや鏡の焦点までの長さ。焦点距離が長いほど、高倍率を出しやすくなります。
  • 倍率: 倍率は「望遠鏡の焦点距離 ÷ 接眼レンズ(アイピース)の焦点距離」で決まります。通販サイトで「最大〇〇倍!」と高倍率だけを謳う商品には注意が必要です。口径に見合わない過剰な高倍率は、像を暗く不鮮明にするだけで、実用性がありません(「高倍率サギ」とも呼ばれます)。実用的な最大倍率は、口径(mm)の約2倍までが目安です。
  • 架台の強度: スペック表には現れにくいですが、非常に重要です。架台が貧弱だと、少し触れただけや風が吹いただけでも視界が激しく揺れ、快適な観測ができません。専門店のレビューや、信頼できるメーカー(例:ビクセン、セレストロン、スカイウォッチャーなど)の製品を選ぶことがリスク回避に繋がります。

通販で購入するメリットは、価格比較が容易であること、実店舗では扱っていないような豊富な品揃えから選べることです。一方、デメリットは実機に触れて強度や大きさを確認できない点です。可能であれば、家電量販店や専門店で実機を確認した後、価格の安い通販サイトで購入するという「やり方」も賢明です。

宇宙関連の書籍・映像作品のデジタル通販活用術

宇宙への知的好奇心を満たすための「宇宙通販」として、書籍や映像作品のデジタル購入・視聴が挙げられます。物理的な本やDVD/Blu-rayの通販だけでなく、電子書籍やVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの活用法も「やり方」の一つです。

まず、書籍についてです。Amazon Kindleストアや楽天Koboなどの大手電子書籍プラットフォームでは、宇宙に関する一般向けの解説書、SF小説、宇宙飛行士の伝記、写真集などが多数配信されています。『宇宙兄弟』のような宇宙をテーマにした人気漫画も、電子版で全巻まとめて購入することが可能です。

より専門的な知識を求める場合、学術的な専門書や教科書(天文学、物理学、航空宇宙工学など)も、電子版での購入が主流になりつつあります。Springer(シュプリンガー)やElsevier(エルゼビア)といった世界的な学術出版社は、自社のウェブサイトや専門プラットフォーム(例:大学図書館向けの丸善eBook Libraryなど)を通じて、高額な専門書を電子書籍(PDF形式など)で販売しています。

次に、映像作品です。宇宙ドキュメンタリーやSF映画は、VODサービスを利用することで、月額料金内で見放題、または都度課金でレンタル・購入が可能です。

  • Netflix: 『宇宙:その始まりはどこからなのか』や、SpaceXの有人飛行を追った『リターン・トゥ・スペース』など、映像美に優れたオリジナルの宇宙ドキュメンタリーを多数制作しています。
  • Disney+ (ディズニープラス): 「ナショナルジオグラフィック」の膨大なアーカイブにアクセスできるのが最大の強みです。『コスモス:時空と宇宙』や『アポロ:月へのミッション』など、科学的知見に基づいた質の高いドキュメンタリーが豊富に揃っています。
  • Amazon Prime Video: プライム会員特典として視聴できる作品のほか、レンタル・購入(都度課金)できる作品も多く、『アポロ11 完全版』などの劇場公開されたドキュメンタリーも視聴可能です。
  • NHKオンデマンド: 『NHKスペシャル』で放送された宇宙関連の回(例:ブラックホール、はやぶさ2の軌跡など)を視聴できるため、日本の宇宙開発や研究に関する深い情報を得るのに適しています。

さらに、学習コンテンツとして、Coursera(コーセラ)やedX(エデックス)といったオンライン講座(MOOCs)プラットフォームがあります。これらは海外の大学(MIT、デルフト工科大学など)が提供する航空宇宙工学や天文学の講義を、基本無料で(修了証発行は有料)、英語ではありますが受講できる「やり方」です。

海外(NASA等)の宇宙機関公式グッズの取り寄せ方

JAXAだけでなく、海外の宇宙機関、特にNASA(アメリカ航空宇宙局)の公式グッズは、デザイン性の高さから世界中にファンがいます。これらのグッズを日本から手に入れる「やり方」は、大きく分けて二つあります。

一つ目は、日本の正規代理店や輸入販売店から購入する方法です。前述の「宇宙の店」や、大手ECモール、セレクトショップなどで「NASA」と検索すると、ライセンス品のアパレルや雑貨が多数見つかります。この方法のメリットは、日本語で安心して取引でき、面倒な国際輸送や関税の手続きが不要な点です。

二つ目は、海外の公式オンラインストアから直接購入(個人輸入)する方法です。NASAの公式グッズストア(例:ShopNasa.com)では、日本未発売のアイテムや、ケネディ宇宙センターなどの特定の施設限定グッズが販売されていることがあります。

この「やり方」には、さらに二つのパターンがあります。

  1. 公式ストアが日本へ直送してくれる場合:ShopNasa.comの場合、国際発送(International Orders)に対応しています。購入手順は以下の通りです。
    • 商品をカートに入れ、チェックアウトに進みます。
    • 配送先住所(Shipping Address)を、日本の住所を英語表記(例:1-2-3 Chiyoda, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-0001, Japan)で入力します。
    • 発送オプション(USPS First Class, Priority Mail, DHL, UPSなど)を選択します。送料と配送推定日数が表示されるので、比較検討します。
    • 決済情報(クレジットカード)を入力し、注文を確定します。
    • 注意点: 送料は高額になる傾向があります。また、商品代金とは別に、日本到着時に消費税および関税(衣類や革製品など)が課税される可能性があります。これらは配送業者が立て替え、受け取り時に支払うのが一般的です。
  2. 公式ストアが日本へ直送していない場合:この場合は、「転送サービス(Forwarding Service)」を利用します。Shipito(シッピトゥ)やMyUSといった転送業者は、利用者にアメリカ国内の私書箱(専用の米国住所)を提供します。
    • 転送サービスのウェブサイトで無料または有料の会員登録を行い、自分専用の米国住所(オレゴン州やネバダ州など、州税(Sales Tax)が免除される倉庫を選ぶのが一般的)を取得します。
    • NASAの公式ストアで買い物をする際、配送先住所(Shipping Address)に、この取得した米国住所を入力します。
    • 商品は転送サービスの米国倉庫に配送されます。
    • 倉庫に商品が到着すると、転送サービスの管理画面から通知が来ます。
    • 管理画面で、日本への転送(発送方法の選択、複数の荷物を一つにまとめる「おまとめ梱包」の依頼など)を指示し、国際送料を支払います。
    • 商品は日本の自宅へ発送されます。
    • 注意点: 転送サービスの利用手数料、国際送料、そして前述の関税・消費税がかかります。手間とコストは増えますが、日本直送不可のストアからも購入できるのが最大のメリットです。

高度化する宇宙通販のやり方:サービスと体験の購入

「宇宙通販」は、もはや「モノ」の購入だけに留まりません。技術の進歩と宇宙ビジネスの発展により、衛星データの利用権、宇宙へメッセージを送るサービス、そして究極的には宇宙旅行そのものという「サービス」や「体験」も、オンラインで申し込むことが可能になりつつあります。ここでは、より高度で専門的な「宇宙通販」の「やり方」について掘り下げます。

衛星データの購入・利用方法(ビジネス・研究)

人工衛星が撮影した地球の画像、いわゆる「衛星データ」は、かつては政府や大企業、研究機関だけが利用できるものでした。しかし現在では、多くの民間企業が衛星データを提供・販売しており、ビジネスや研究目的であれば、個人や中小企業でも購入・利用が可能になっています。

衛星データには、人間の目と同じように色を見る「光学画像」と、天候や昼夜に関わらず地表を観測できる「SAR(サー:合成開口レーダ)画像」などがあります。これらは農業(作物の生育状況監視)、防災(被災状況の把握)、都市計画(土地利用の変化)、環境監視(森林伐採や海洋汚染)など、多岐にわたる分野で活用されています。

日本における衛星データ利用の「やり方」として、代表的なのが政府(経済産業省)の事業として開発され、さくらインターネットが運営する衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」です。

Tellusでは、以下のような手順で衛星データを検索・利用できます。

  1. アカウント登録: Tellusのウェブサイトで無料のアカウントを作成します。
  2. データの検索: Tellusのマーケット(Tellus Satellite Data Traveler)で、観測したいエリア(地図上で指定)、時期、必要な解像度(例:1mメッシュか10mメッシュか)、衛星の種類(光学かSARか)などを指定してデータを検索します。
  3. データの種類: データには「アーカイブデータ(既に撮影済みの過去のデータ)」と「新規撮影(これから指定した条件で撮影をリクエストするデータ)」があります。新規撮影は当然ながら高額になります。
  4. 無料データと有料データ: Tellusでは、JAXAが提供する衛星(だいち、しずく等)のデータや、欧州のSentinel、米国のLandsatといった「オープンデータ(無料)」も利用できます。より高解像度(例:50cm以下)や特定の時期のデータが必要な場合は、民間企業(例:MAXAR, Airbusなど)が提供する「商用データ(有料)」を購入することになります。
  5. 購入(有料の場合): 商用データを利用する場合、Tellusのマーケットを通じて見積もりを依頼します。価格は解像度、データの新しさ、ライセンス(利用範囲)などによって大きく変動します。
  6. 納品・利用: 条件を調整し発注が完了すると、データが納品されます。データはTellusのクラウド環境上で直接解析することも、ダウンロードして手元のGIS(地理情報システム)ソフトで利用することも可能です。

衛星データ購入の注意点は、まず「時間がかかる」ことです。特に新規撮影やアーカイブデータの処理には、発注から納品まで2~3週間程度を要することが一般的です。また、データの「ライセンス」にも注意が必要です。利用目的(商用利用か、研究か)や、第三者への提供が可能かなど、契約内容をよく確認する必要があります。

宇宙へのメッセージ送信・物品輸送サービス

宇宙に自らの「何か」を届けるという、ロマンあふれるサービスも「宇宙通販」の一環として登場しています。これは大きく「メッセージ」を送るサービスと、「物品」を送るサービスに分けられます。

まず、「メッセージ」を送るサービスです。これはデジタルデータや物理的な手紙を宇宙空間に運ぶプロジェクトを指します。例えば、日本の民間宇宙開発団体「リーマンサット・プロジェクト」は、「宇宙ポスト」というプロジェクトを実施しています。これは、一般の人から集めた手書きの願い事やメッセージをデジタル画像化し、超小型人工衛星に搭載して宇宙へ打ち上げるものです。衛星は地球を周回した後、最終的に大気圏に再突入して「流れ星」となります。イベント会場などでメッセージを募集しており、オンラインでの申し込みとは異なりますが、宇宙に想いを届ける一つの「やり方」です。

次に、「物品」を輸送するサービスです。これは記念品や、よりパーソナルなアイテム(遺灰やDNAなど)を宇宙空間(地球周回軌道、月、あるいは深宇宙)へ送るサービスを指します。

この分野で長い実績を持つのが、アメリカのCelestis(セレスティス)社です。Celestisは主に「宇宙葬(Memorial Spaceflights)」を提供しています。

  • やり方: 遺灰(Cremated remains)の一部(1グラム程度)や、DNAサンプル(毛髪、爪、または頬の内側をこすった綿棒など)を専用のカプセルに納め、ロケットに相乗りする形で宇宙へ打ち上げます。
  • プラン: 地球を周回し最終的に流れ星となる「Earth Orbit(地球周回)」プラン、月面に着陸する「Luna(月)」プラン、太陽系外を目指す「Voyager(深宇宙)」プランなどがあります。
  • 申し込み: Celestisの公式サイト(英語)や、日本の葬儀社・代理店を通じて申し込みが可能です。価格はプランによって異なり、比較的安価なものから用意されています。

また、より本格的な「物品輸送」としては、米国のAstrobotic(アストロボティック)社などが、月着陸船による「ペイロード(積載物)デリバリーサービス」を提供しています。これは主に大学の研究機材や企業の技術実証パッケージを運ぶもので、価格は1kgあたり100万ドル以上と非常に高額です。個人が記念品を送るにはハードルが高いですが、将来的には「月面版FedEx」として、個人が手軽に物品を送れるようになる可能性も秘めています。

宇宙旅行・宇宙体験の予約方法と現状

「宇宙通販」の究極の形は、「宇宙旅行」そのものの購入です。かつては国家に選ばれた宇宙飛行士だけの領域でしたが、現在では複数の民間企業が宇宙旅行サービスを商業化しており、その予約の「やり方」も具体的になっています。

宇宙旅行には、大きく分けて2つのタイプがあります。

  1. サブオービタル(弾道飛行)旅行:高度約80km~100kmの宇宙空間の入り口まで急速に上昇し、数分間の無重力(ゼロG)状態と、宇宙から丸い地球を眺める体験ができるフライトです。ISSのような地球周回軌道には乗りません。
    • Blue Origin(ブルーオリジン):
      • 機体: New Shepard(ニューシェパード)ロケット。垂直に打ち上げ、カプセルが分離して宇宙空間に到達。カプセルはパラシュートで地上に帰還します。
      • 価格・やり方: 公式サイトに「Reserve a Seat(座席を予約)」というフォームがあります。ここに連絡先などを入力し、「150,000ドル(約2250万円)のデポジット(預託金)支払いプロセスを開始することに同意する」チェックボックスにチェックを入れます(フォーム送信時点では課金されません)。デポジットは全額返金可能とされていますが、これが最終的な座席を保証するものではない、と明記されています。価格は非公開ですが、オークションで2800万ドル(約42億円)の値が付いたこともあります。
    • Virgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック):
      • 機体: SpaceShipTwo(宇宙船)。母機(航空機)に吊り下げられて高空まで上昇し、空中で切り離された後にロケットエンジンに点火して宇宙空間に到達。滑空して飛行場に着陸します。
      • 価格・やり方: 公式サイトの「Future Astronaut Product Information」ページに詳細があります。シート価格は600,000ドル(約9000万円)です。申し込みの「やり方」は、まず公式サイトの「Fly With Us」から情報登録(ウェイティングリスト)を行います。その後、正式な購入プロセスに進むと、初期支払い(Initial payment)として150,000ドル(約2250万円)が必要となります。このうち50,000ドル(約750万円)は返金不可のメンバーシップ料とされています。残金450,000ドルは、フライト予定日の約1年前に支払います。
  2. オービタル(軌道周回)旅行:ISS(国際宇宙ステーション)への滞在など、地球の周回軌道上を飛行する、より本格的な宇宙旅行です。
    • Axiom Space(アクシオム・スペース):
      • 機体: SpaceX(スペースX)社のCrew Dragon(クルードラゴン)ロケットを使用し、ISSへ向かいます。
      • 価格・やり方: これは弾道飛行とは比較にならないほどの高度な訓練と費用が必要です。価格は10日間のISS滞在で5500万ドル(約82億5000万円)以上と報じられています。申し込みはSpaceVIPのような専門の代理店を通じて行われます。参加者はミッション(Ax-1, Ax-2など)のクルーとして、約4ヶ月間にわたる専門的な訓練(遠心分離機、無重力、緊急手順など)を受ける必要があります。

これらの宇宙旅行はまだ非常に高額ですが、より手軽に宇宙体験を味わう「やり方」も存在します。

  • 地上の無重力体験フライト:日本国内では、株式会社アストラックス(ASTRAX)が、航空機による「ゼロG(無重力)フライト」を提供しています。これは飛行機が放物線(パラボリック)飛行を行うことで、機内に約20秒間の無重力状態を作り出すものです。名古屋空港を拠点に実施されており、公式サイトからエントリーが可能です。価格は日帰りコースで170万円~(税別)となっています。
  • 宇宙飛行士体験・VRシミュレーション:一般の人が宇宙飛行士の訓練を体験できる場所として、JAXA筑波宇宙センターがあります。ここでは「有料見学ツアー(要予約)」に参加すると、「きぼう」運用管制室や、宇宙飛行士養成エリアの一部(閉鎖環境適応訓練設備など)をガラス越しに見学できます。また、東京ドームシティの「Space Travelium TeNQ(テンキュー)」では、VRによる月旅行体験「THE MOON CRUISE」が提供されています(7歳未満は体験不可)。2025年の大阪・関西万博でも、月面探査車を操縦するVRシミュレーターなど、未来の宇宙体験ができる展示が予定されています。

宇宙通販のやり方における注意点とまとめ

宇宙通販のやり方についてのまとめ

今回は宇宙通販のやり方についてお伝えしました。以下に、今回の内容を要約します。

・宇宙通販はグッズ購入から高額な体験まで多岐にわたる

・宇宙食やJAXAグッズは専門オンラインストアや大手ECで購入可能

・天体望遠鏡の通販は「口径」と「架台の強度」が重要

・高倍率のみを謳う望遠鏡には注意が必要である

・宇宙関連の書籍や映像は電子書籍やVODのデジタル利用が主流

・NetflixやDisney+は高品質な宇宙ドキュメンタリーが豊富

・NASA公式グッズは日本への直送、または転送サービス利用で購入可能

・海外通販は送料や関税が別途必要となる

・衛星データは「Tellus」などのプラットフォームで検索・購入できる

・衛星データには無料のオープンデータと有料の商用データがある

・宇宙へメッセージやDNA・遺灰を送るサービスが存在する

・宇宙旅行は「弾道飛行」と「軌道周回」に大別される

・Blue OriginやVirgin Galacticは公式サイトから予約プロセスを開始できる

・宇宙旅行の予約には高額なデポジット(預託金)が必要

・日本国内で航空機による無重力体験フライトが提供されている

・科学館やVR施設で宇宙飛行士体験や月面探査のシミュレーションが可能

「宇宙通販」の世界は、私たちの想像を超える速さで広がり、深化しています。かつてはSFの世界の出来事であった宇宙との関わりが、今やオンラインの「やり方」一つで、手軽なグッズから一生に一度の体験まで、現実のものとして手に入れられるようになりつつあります。

もちろん、衛星データの利用や宇宙旅行の申し込みには、専門的な知識や高額な費用、そして相応のリスクが伴います。しかし、この記事で紹介したような多種多様な「宇宙通販のやり方」を知ることは、私たちが宇宙とどう関わっていきたいかを考える上での、具体的な道筋を示してくれているのではないでしょうか。

まずは手の届く宇宙食や、夜空を見上げるための天体望遠鏡から、あなたの「宇宙通販」を始めてみるのも良いかもしれません。

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