日本のアニメーション史に金字塔を打ち立てた「宇宙戦艦ヤマト」。そのDNAを受け継ぎ、現代的な解釈と最高の技術で再構築されたリメイクシリーズは、多くのファンを魅了し続けています。2012年の『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まったこの新たな航海は、『2202』、『2205』を経て、ついに最新作『ヤマトよ永遠にREBEL3199』へと到達しました。
この待望の新作を、最も身近な動画配信サービスの一つである「アマゾンプライム(AmazonPrimeVideo)」で視聴したいと考える方は非常に多いのではないでしょうか。
「宇宙戦艦ヤマト3199はアマゾンプライムで見放題なの?」「いつから配信されるの?」「レンタルは?」といった疑問が尽きません。
本記事では、この『宇宙戦艦ヤマト3199』と「アマゾンプライム」の配信関係について、最新の情報を基に徹底的に調査します。配信形態の結論から、作品そのものの詳細な概要、あらすじ、さらには過去のヤマトシリーズをアマゾンプライムで楽しむためのガイドまで、あらゆる角度から幅広く情報を網羅し、解説していきます。
宇宙戦艦ヤマト3199とアマゾンプライムの配信状況
多くのファンが最も知りたいであろう、『宇宙戦艦ヤマト3199』のアマゾンプライムにおける配信状況。ここでは、その核心的な情報について、詳細に切り込んでいきます。
結論:アマゾンプライムでの配信形態
まず結論から申し上げると、2025年現在の時点において、『ヤマトよ永遠にREBEL3199』はアマゾンプライムの「プライム会員特典(見放題)」の対象作品とはなっていません。
しかし、視聴が全くできないというわけではありません。アマゾンプライムビデオでは、以下の二つの形式で『3199』が提供されています。
- デジタルセル版(EST:ElectronicSell-Through)これは、作品の視聴権利を「購入」する形態です。一度購入すれば、視聴期限の定めなく、いつでも好きな時に作品を楽しむことができます。いわば「デジタル版のBlu-ray/DVD」と考えると分かりやすいでしょう。『3199第一章黒の侵略』は、劇場上映(2024年7月19日)から約1ヶ月後の2024年8月16日から、このデジタルセル版の配信が開始されています。
- レンタル版(TVOD:TransactionalVideoOnDemand)こちらは、比較的安価な料金で一定期間(例:3日間、48時間など)の視聴権利を得る「レンタル」の形態です。『3199第一章黒の侵略』の場合、デジタルセル版の配信から少し遅れて、2024年10月30日からレンタル版の配信がスタートしました。また、続く『3199第二章赤日の出撃』(2024年11月22日劇場上映)についても、同様にレンタル配信が提供されています。
このように、アマゾンプライムでは「見放題」ではなく、「都度課金(購入またはレンタル)」という形で『3199』を視聴することが可能です。
なぜ「見放題」ではないのか?─劇場先行上映との関連性
では、なぜ『3199』はすぐに「見放題」にならないのでしょうか。これは、本作の公開・展開戦略と深く関連しています。
『ヤマトよ永遠にREBEL3199』は、テレビシリーズとして一挙に放送されるのではなく、全七章からなる劇場版アニメーションとして制作されています。
- 第一章『黒の侵略』(2024年7月19日上映)
- 第二章『赤日の出撃』(2024年11月22日上映)
- 第三章『群青のアステロイド』
- 第四章『水色の乙女(サーシャ)』
- 第五章『白熱の銀河大戦』(2026年2月20日上映予定)
- (第六章、第七章へと続く)
このように、数ヶ月おきに新作が劇場で公開されていく形態をとっています。
一般的な劇場公開作品のビジネスモデルとして、収益を最大化するために、公開形態は以下のような順序をたどることが多いです。
- 劇場公開:まず映画館で上映し、劇場興行収入を得る。
- パッケージ販売/デジタルセル配信:劇場公開から一定期間後、Blu-ray/DVDの販売や、アマゾンプライムなどで「購入」できるデジタルセル版の配信を開始する。
- レンタル配信:セル版からさらに一定期間後、「レンタル」での配信を開始する。
- 見放題配信(SVOD)/テレビ放送:最終的に、月額制の見放題サービス(サブスクリプション)のラインナップに加えられたり、テレビで放送されたりする。
『3199』もこの流れに沿っており、現在はまだ「2」と「3」の段階にあります。アマゾンプライムは、このデジタルセルとレンタルの両方を提供するプラットフォームとして機能しているのです。したがって、「見放題」になるには、全七章の上映が完了し、さらに一定の期間が経過した後になる可能性が非常に高いと言えます。
アマゾンプライムで「見放題」で見るための代替手段
「どうしてもアマゾンプライムの環境で見放題で見たい」という場合、一つの可能性として「AmazonPrimeVideoチャンネル」の存在が挙げられます。
これは、アマゾンプライム会員が、追加の月額料金を支払うことで特定の専門チャンネルを視聴できるサービスです。
前作『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』の事例を見てみましょう。『2205』も劇場先行上映(全二章)の形式でしたが、その後テレビシリーズ(全8話)として再編集され、放送・配信されました。
その際、アマゾンプライムビデオ本体では「レンタル」扱いでしたが、「アニメタイムズ」というPrimeVideoチャンネル(月額437円・税込)に登録することで「見放題」での視聴が可能となりました。
この前例を踏まえると、『3199』も全七章の上映完了後にテレビシリーズ版として再編集され、そのタイミングで「アニメタイムズ」などのチャンネルで「見放題」配信が開始される、というシナリオが十分に考えられます。
ただし、これはあくまでも過去の事例からの推測であり、『3199』が『2205』と全く同じ展開をたどるとは限りません。しかし、『2205』がそうであったように、アマゾンプライムビデオ本体の「見放題」ではなく、関連する専門チャンネルでの「見放題」となる可能性は考慮しておくべきでしょう。
他の主要配信サービスとの比較
『3199』の「都度課金(セル/レンタル)」配信は、アマゾンプライムビデオ限定というわけではありません。
U-NEXT、DMMTV、Lemino、Hulu、バンダイチャンネルなど、他の多くの主要な動画配信サービス(VOD)でも、ほぼ横並びのスケジュールと価格でデジタルセル版およびレンタル版が配信されています。
その中で、あえてアマゾンプライムビデオを選ぶメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- アカウントの集約:普段からAmazonでショッピングや他のプライム特典を利用している場合、新たなサービスに登録する手間がなく、アカウントや支払い情報を一つにまとめられる利便性があります。
- 利用のしやすさ:多くのデバイス(スマートフォン、タブレット、PC、スマートTV、FireTVStickなど)に対応しており、視聴環境が整っているユーザーが多い点。
- Amazonポイント:利用状況によっては、レンタルや購入にAmazonポイントが利用できる場合や、逆にポイントが付与される場合があります(キャンペーン等による)。
一方で、他のサービス、例えばU-NEXTなどは、登録時にもらえるポイントを利用して『3199』のレンタル料金に充当できるといった独自の強みを持っています。
どのプラットフォームで視聴するかは、ご自身の利用状況や各サービスの特典などを比較検討して決めるのが賢明です。
『ヤマトよ永遠にREBEL3199』の全貌:アマゾンプライムで見る前に知りたい作品情報
アマゾンプライムでレンタル・購入するにせよ、まずは『3199』がどのような作品なのか、その全貌を把握しておくことが重要です。ここでは、本作の物語、背景、制作陣について深く掘り下げます。
物語の核心:西暦2207年、デザリアムの侵攻
『3199』の物語は、前作『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』から2年後、西暦2207年の地球と宇宙を舞台にしています。
『2205』において、ガミラスとイスカンダルという二つの星が消滅するという衝撃的な結末から2年。地球は復興の道を歩んでいましたが、その平和は突如として破られます。
太陽系に、正体不明の巨大物体〈グランドリバース〉が出現。地球防衛軍の必死の抵抗もむなしく、それは地球の新首都へと悠然と降下します。時を同じくして、音もなく現れる降下兵と多脚戦車。首都は瞬く間に制圧されてしまいます。
この「静かなる侵略」を仕掛けてきたのは、2年前にヤマトが遭遇した謎の敵「デザリアム」でした。
彼らは武力制圧と同時に、地球の社会システムに巧みに入り込み、内通者を通じて防衛軍司令部をも無力化していきます。
この未曾有の危機に際し、古代進をはじめとする旧ヤマト艦隊クルーたちに、密かに指令が下ります。
「ヤマトに集結せよ!」
人類の命運を賭け、そして敵の正体と真の目的を探るため、宇宙戦艦ヤマトは再び、未だ誰も知らない時空へと旅立つことを決意します。
原作『ヤマトよ永遠に』との関係性
本作のタイトル『ヤマトよ永遠にREBEL3199』には、1980年に公開された劇場版第3作『ヤマトよ永遠に』の名が冠されています。
原作の『ヤマトよ永遠に』は、暗黒星団帝国(デザリアム)が地球に侵攻し、重力波によって地球の未来が危機に瀕する中、ヤマトが敵の母星デザリアム星へと向かう壮大な物語でした。また、古代進の兄・古代守の娘であるサーシャの成長した姿が描かれたことも、ファンの記憶に強く残っています。
『3199』は、この1980年版『ヤマトよ永遠に』をベースに、リメイクシリーズ(2199、2202、2205)の流れを汲んだ「新解釈」を加えて再構成した作品です。
総監督(シリーズ構成・脚本)を務めるのは、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』や、ヤマトシリーズの『2202』『2205』を手掛けてきた福井晴敏氏。彼の手によって、原作の持つ重厚なテーマ性やドラマ性を尊重しつつも、現代の視点や『2205』までの物語とシームレスに繋がる、新たな「ヤマト」の物語が紡がれます。
タイトルの「REBEL(反逆)」が何を意味するのか。そして『3199』という未来を示すかのような数字の謎。これらが、物語を解き明かす鍵となります。
第四章のサブタイトルが、原作のキーパーソンである『水色の乙女(サーシャ)』となっている点からも、原作へのリスペクトと、それをどう「新解釈」するのか、期待が高まります。
主要な登場人物とキャスト(声優)
リメイクシリーズの魅力の一つは、豪華なキャスト陣が織りなす重厚なドラマです。
主人公・古代進役は、シリーズを通してヤマトの艦長代理、そして艦長として成長する姿を演じてきた小野大輔氏。
ヒロインであり、古代の妻となった森雪役は、凛とした強さと優しさを併せ持つ声で作品を支える桑島法子氏。
『3199』では、この二人がデザリアムの侵攻によって引き裂かれ、それぞれが過酷な運命に直面することになります。
もちろん、ヤマトを支えるクルーたちも健在です。
島大介(CV:鈴村健一)、真田志郎(CV:大塚芳忠)、土方竜(CV:石塚運昇/井上和彦)、徳川太助(CV:岡本信彦)、アベルト・デスラー(CV:山寺宏一)、クラウス・キーマン(CV:神谷浩史)といった、これまでのシリーズで活躍したキャラクターたちが、この新たな戦いにどう関わっていくのかも大きな見どころです。
そして『3199』の物語の鍵を握るデザリアム側のキャラクター、アルフォン少尉(CV:古川慎)など、新たなキャストも加わり、物語にさらなる深みと緊張感を与えています。
全七章の構成と公開スケジュール
前述の通り、『3199』は全七章で構成されます。この章立ての構成は、アマゾンプライムでのレンタル視聴計画を立てる上でも重要になります。
2025年11月現在、判明しているスケジュールは以下の通りです。
- 第一章『黒の侵略』劇場上映:2024年7月19日(金)配信:デジタルセル版(2024年8月16日〜)、レンタル版(2024年10月30日〜)
- 第二章『赤日の出撃』劇場上映:2024年11月22日(金)配信:レンタル版(順次配信中)
- 第三章『群青のアステロイド』劇場上映:2025年3月28日(金)予定
- 第四章『水色の乙女(サーシャ)』劇場上映:2025年7月25日(金)予定
- 第五章『白熱の銀河大戦』劇場上映:2026年2月20日(金)予定
- 第六章・第七章劇場上映:未定(2026年以降)
アマゾンプライムでのレンタル配信は、基本的に劇場上映から一定期間(約3〜4ヶ月後)が経過したタイミングで開始される傾向にあります。
全七章を完走するには、2026年以降まで待つ必要があります。リアルタイムで追いかける場合は、新作が公開されるたびにレンタル料金が発生することを念頭に置いておくと良いでしょう。
アマゾンプライムにおける「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの視聴ガイド
『3199』は、長大なリメイクシリーズの集大成とも言える作品です。アマゾンプライムで『3199』をレンタルする前に、あるいは『3199』をきっかけにヤマトに興味を持った方が、過去のシリーズを復習・予習することは、物語を100倍楽しむために不可欠です。
『3199』への道:リメイクシリーズの視聴順序
『3199』の物語を完全に理解するためには、以下の時系列順での視聴が強く推奨されます。
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』(全26話)全ての始まり。1974年の第1作をリメイク。イスカンダルへの大航海を描く。(※総集編『追憶の航海』、完全新作劇場版『星巡る方舟』も存在)
- 『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』(全七章/全26話)1978年の『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』をリメイク。ガトランティスとの死闘を描く。
- 『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』(全二章/全8話)1979年のテレビスペシャル『新たなる旅立ち』をリメイク。『3199』の直接的な前日譚であり、デザリアムとのファーストコンタクトや、ガミラス・イスカンダルの運命が描かれる最重要作。
『3199』は、最低でも『2205』を視聴していないと、物語の前提や登場人物の状況(なぜガミラスやデスラーが地球と共闘しているのか、など)を理解するのが難しくなります。できれば『2199』から全て見直すのがベストです。
過去のリメイク作品のアマゾンプライム配信状況
では、これらの過去のリメイクシリーズはアマゾンプライムで視聴できるのでしょうか。
結論から言うと、『3199』と同様に、アマゾンプライムビデオ本体での「見放題」配信は行われていない場合が多いです(2025年11月現在)。
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』:レンタル(都度課金)
- 『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』:レンタル(都度課金)
- 『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』:レンタル(都度課金)
ただし、前述した「アニメタイムズ(AmazonPrimeVideoチャンネル)」に加入すれば、『2199』『2202』『2205』のテレビシリーズ版が「見放題」で視聴可能です。
『3199』をレンタルで追いかける前に、まずは「アニメタイムズ」の無料体験期間などを利用して過去作を一気に復習する、というのがアマゾンプライムを最も賢く利用する方法と言えるかもしれません。
オリジナル(旧作)シリーズの配信
リメイクシリーズとは対照的に、ファンにとって朗報となる情報があります。
「宇宙戦艦ヤマト」50周年記念企画の一環として、1974年放送の『宇宙戦艦ヤマト』をはじめとするオリジナル(旧作)シリーズが、アマゾンプライムビデオで「見放題」配信されています(2025年2月頃から順次開始)。
配信対象となっているのは、
- 『宇宙戦艦ヤマト』(TVシリーズ全26話)
- 『宇宙戦艦ヤマト2』(TVシリーズ全26話)
- 『宇宙戦艦ヤマトⅢ』(TVシリーズ全25話)
- 劇場版『宇宙戦艦ヤマト』
- 劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』
- 劇場版『ヤマトよ永遠に』
- 劇場版『宇宙戦艦ヤマト完結編』など、主要なテレビシリーズと劇場版です。
これは非常に大きなメリットです。『3199』の原作である『ヤマトよ永遠に』(1980年版)を、アマゾンプライムの「見放題」で予習できるのです。
リメイク版『3199』(レンタル)と、原作『ヤマトよ永遠に』(見放題)を、同じアマゾンプライムというプラットフォーム上で見比べることができるのは、作品を深く理解する上でこの上ない環境と言えるでしょう。
宇宙戦艦ヤマト3199とアマゾンプライムに関する総まとめ
宇宙戦艦ヤマト3199のアマゾンプライム視聴に関する調査まとめ
今回は宇宙戦艦ヤマト3199のアマゾンプライムにおける配信状況についてお伝えしました。以下に、今回の内容を要約します。
・『宇宙戦艦ヤマト3199』はアマゾンプライムで「見放題」配信ではない
・アマゾンプライムでは「デジタルセル(購入)」または「レンタル(都度課金)」で視聴可能
・『3199』は全七章構成の劇場上映作品である
・配信は劇場公開から一定期間後(セルが先行し、その後レンタル)に開始される
・第一章『黒の侵略』、第二章『赤日の出撃』は既にレンタル等で配信中
・全七章が完結するのは2026年以降と予想される
・見放題になるのは、全章完結・放送からさらに一定期間後と推測される
・前作『2205』はアマゾンプライム本体ではレンタル
・『2205』は追加チャンネル「アニメタイムズ」登録で見放題
・『3199』も将来的に「アニメタイムズ」で見放題になる可能性あり
・『3199』の原作は1980年版『ヤマトよ永遠に』
・『3199』は原作を福井晴敏総監督が新解釈・再構成した作品
・『3199』を理解するには『2205』までの視聴が強く推奨される
・過去のリメイク作(2199, 2202, 2205)もアマゾンプライム本体ではレンタル
・オリジナル(旧作)シリーズはアマゾンプライムで「見放題」配信中
・原作『ヤマトよ永遠に』もアマゾンプライム見放題で視聴できる
最新作『ヤマトよ永遠にREBEL3199』は、アマゾンプライムの「都度課金」で最新章を追いかけつつ、そのルーツとなる旧作(見放題)や、前日譚となるリメイク過去作(レンタルまたはチャンネル)を同じプラットフォームで深掘りできる、非常に恵まれた視聴環境が整っています。
『3199』という新たな航海が、どのような結末を迎えるのか。ぜひアマゾンプライムを活用して、その壮大なドラマを見届けてみてはいかがでしょうか。
まずは『3199』第一章をレンタルで視聴するか、あるいは旧作『ヤマトよ永遠に』を見放題でチェックして、ヤマトの世界に備えることをお勧めします。

